25年前、小林博士の考える遊びの講習会に参加していた時、当時代表だった伊織先生は、答えが出ず焦る私に笑いながら『いいんですよ。あなたはあなた。自分のペースで良いんです。』と仰って下さいました。それまで、人より出来る事が自分の価値だと思ってきたところもあるであろう私にとっては大きく考え方を変える一歩となりました。パズルdeさんすう教室をつくられた故加藤先生も伊織先生のそんな考え方が大好きだった方です。生まれて数年、まだまだ小さな子ども達、得意な事も、出来る時期や、伸びる時期はそれぞれ違う、だからこそ私たち大人は、子供たちが自己肯定感が高い子になるようそっと手を差し伸べられる存在であったらと思います。自己肯定感が高い子は、意欲が高く、チャレンジ精神があり、ちょっとしたつまずきはバネにしてどんどん成長していきます。自己主張をしながらも周りの人とのつながりを大切にすることができます。パズルdeさんすうのレッスンが、子ども達の考える力や数理的感覚を身につけていくことは勿論、自己肯定感を育む時間にもなったら嬉しいなと思う今日この頃です。
自己肯定感を育もう
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