楽しみながら考えた先にあるもの

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こんにちは。
パズルde さんすう教室です。3月になりましたね。

今月も小学生の子どもたちは、積み木では立体図形作りをはじめ、立体図形の周りの面の数の計算や構成図、パズルでは2倍.4倍の図形や合同の図形、相似形作り等丁寧に向き合ってくれています。
1冊を終えるのに半年~1年かかるテキストもあり、毎回、時間いっぱい挑戦していく小学生の子どもたちを頼もしく思いながらレッスンする毎日です。

幼稚園の子どもたちは、発表会も終わり、通常のペースに戻りましたね。
どの子も考える事を楽しみながら頑張ってくれていると思います。
年齢や進みによっても違いますが、考えることへの集中力、創造力、図形を使っての数の分解合成を通しての数理的感覚の向上など、とても良い成長をしているなと感じています。

先日、年長さんのR君とパズルのテキストで2倍の大きさの問題に取り組んでいた時のことです。「3の2倍は?」「3が2こだから6」「4の2倍は?」「4が2こだから8」とこちらからの問いかけにパズルや手を使って答えてくれました。「8の2倍は?」の問いかけには「8が2こだから…」と悩みつつ、私の手も使って考え「5が2こで10で、3と3だから合わせると…17?違う16!!!」と自分で答えまで辿り着いてくれました。周りの小学生の生徒にも「凄いなあ掛け算やん」と言ってもらい得意気なR君を見ながら、考える力や数理的感覚がしっかりついてきているなと嬉しく思いました。昔、色板や積み木の勉強をしていた頃、私の尊敬する先生に「積み木やパズルと同じで手も立派な道具ですよ」と教わりました。手を使って計算をしてはいけないような風潮が大きかった時代だったので目から鱗だったのを覚えています。毎回、自分の課題に向き合う子ども達。パズルdeさんすうを通して、算数の世界を具体的に把握しながら考える楽しさや答えにたどり着く達成感をどんどん知っていってくれたらと思っています。

6年生のや今年度で退会する子ども達ははいよいよあと2.3回のレッスンになりました。最後まで楽しく考える力を伸ばしていきましょう。

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